なごやかこどもクリニックの過去のブログ

2011.07.16更新

7月16日(土)台湾新幹線で台中へ

2007年1月に開業した台湾高速鉄路(台湾新幹線)は一度乗ってみたいと思っていた。台北で白いボディにオレンジのラインの入った新幹線に乗り込む。日本の新幹線が採用されたため、車内の雰囲気は日本のものと変わりない。走りも静かで快適で、1時間時弱で台湾第3の都市台中に到着。一般鉄道に乗り換えて数分で台中駅に着く。台中は人口約100万で、日本統治時代に整備されたとのことである。台北ほど近代的ではないが古い建物など趣のある市内を路線バスで回る。市の中央部にある「台中公園」を経て「寶覚寺(文字が少し違う)」を訪れる。1927年に開かれたこの寺には愛嬌のある巨大な大仏(1969年完成)があった。また日本人も含み戦死した人々の遺骨(1万4000柱)が収納されている。路線バスで台中駅を経て、新幹線で台北にもどる。

夕方台北に戻って地下鉄(MRT)で「士林:すーりん」という町に行く。台湾にはたくさんの「夜市」があり、ここで地元の人も安くておいしい食べ物を楽しんでいる。この「士林」の夜市は台湾で最大級ということで、多くの人々であふれて活気がある。私たちもその中の屋台の一つに入る。「小龍包:しょうろんぽう」など粉ものやえび、蟹などの海鮮までさまざまな食材があふれている。どれも一皿50元(150円弱)程度で非常に安い。果物も豊富でマンゴーなども計り売りされている。台北はどこでもそうだが若い人たちが多く、ここでも彼らのパワーに圧倒される。台北最後の夜を最も台湾らしい「夜市」で楽しんだ。


台湾新幹線(台中駅にて):開業以来大きな事故はおこしていないようだ。


台中駅: 1917年に竣工され、台湾で最も美しい駅舎とされている。


寶覚寺の大仏: 高さ30mという弥勒大仏 (誰かに似てるって!?)


果物の屋台:マンゴーなど種々の果物が売られている(値段は安い!)




投稿者: なごやかこどもクリニック