なごやかこどもクリニックの過去のブログ

2010.04.04更新

平成22年4月4日(日)八事興正寺の桜

 
 この日は天気もよく、桜の時期も終わりに近いかと家内と八事の興正寺にでかける。地下鉄「川名」駅の近くに住む私達は興生寺の近くはよく通るのだが、立ち寄ることは少ない(何年か前に一度散歩にきたくらい)。「興正寺」はあまりにも有名で名古屋の人には説明するまでもないが、このつたないブログを愛知県以外の方にもみていただいているようなので簡単に解説させていただきたい。高野山真言宗のこの寺は1686年この地に天瑞圓照というお坊さんによって建立されたとのことだ。尾張徳川家の祈願寺でもあり、江戸時代から名古屋を中心として多くの人が訪れたようだ。この寺には桜はそれほど多くなく、特に名所となってもいないので、人もまばらで静かに境内の散策ができた。それでも五重の塔(1808年)を背景にした桜はなかなか見ごたえがある。

 この寺から自宅までは歩くこととした。地下鉄「いりなか」駅近くの「隼人池」の周りにも桜が咲いていた。桜の若芽が春の息吹を感じさせる。ここから「山中」の交差点を左に折れ、「川名」の我が家にいたる。途中休みをいれながら30分くらいは歩いただろうか。このところ運動不足気味の私にとっては心地よい体験であった。

この桜をみていたら昔作った句?が浮かんできた。

「花あるときは花に酔ひ 風あるときは風に酔ふ」



五重の塔と桜


隼人池の桜


桜の若芽

投稿者: なごやかこどもクリニック