なごやかこどもクリニックの過去のブログ

2010.04.03更新

平成22年4月3日(土) クリニック送別会:旅立ちの時

この3月末で3名の若者が退職となった。3名が同時に退職となるのは、私共クリニックとしては初めてのことである。夕方より大曽根近くの居酒屋にスタッフ18名とこども7名が集まり、呑んだり食べたりと楽しく過ごす。この3人のうち最も長く勤務してくれたのが豊田看護大学の看護学生であったNさんである。彼女は大学1年生の時、クリニックを開設した平成18年5月のやや後の夏からアルバイト(パート)として夜の外来で看護助手として手伝っていただいた。3年半以上勤務してくれ夜間外来での貴重な戦力となった。彼女の体格、風貌とやさしい性格からこどもたちとも仲良くなったようだ。実際私服でいると中学生か高校生?というかわいさである。「中学生にみえる大学生」と呼ばせてもらった。彼女も無事看護師の国家試験を合格し、大学卒業後は4月より名古屋市内の有名な病院に就職することが決まった。これから研鑽を積んで看護師として活躍してほしいものである。

もう一人の若者は名古屋学芸大学の学生さん(であった)のKさんである。彼女は昨年の冬より夜間外来の医療事務の補助(パート)として活躍してもらった。まじめで、控えめな女性ながらクリニックの受付業務などを卒なくこなしてくれた。大学を無事卒業し、この春より愛知県内の高校に養護教諭として赴任することに決まった。Kさんも年齢よりも若くみられがちで、おっさんのような高校生男子の中では女子生徒と間違えられないか?と変な心配をしてしまう。看護師のNさんは短期間であったが土曜日の外来を手伝っていただいた(パート)。彼女は大病院での小児科の経験があり、患者さんにも優しく勤務時間は少ないもののクリニックの戦力となっていただいた。この春よりもともと所属している名東区にある小児科クリニックでフルに勤務することになる。昨年の秋に地下鉄「一社」駅近くに開院したこのクリニックの院長先生は私の出身である名古屋大学小児科医局の大先輩であり、副院長の奥様とともに家族ぐるみでお付き合いさせていただいている。Nさんもこのクリニックでその実力を発揮してくれることと思う。

彼女たちのような若者にも(ベテランスタッフはもちろんだが)私どものクリニックが支えられていたことを改めて感じる。このクリニックでの経験が少しでも彼女たちのこれからの仕事や生活の上でプラスになってくれればと祈っている。Nさん(新人看護師)、Kさん(養護教諭)、Nさん(中堅看護師)どうもありがとう。


送別の3人:  右より Nさん(中堅看護師)、Kさん(養護教諭)、上條、Nさん(新人看護師)


全員集合


子どもたちも一緒に

投稿者: なごやかこどもクリニック