なごやかこどもクリニックの過去のブログ

2009.10.01更新

10月1日(木) 宇都宮餃子

東京から東北新幹線に乗り約1時間弱で宇都宮に着く。昼ごろついたのでこの町で有名な「宇都宮みんみん」という店で餃子を食べる。なかなかの味で値段も手ごろである。今回の学会の会場(栃木県総合文化センター)から歩いても近い距離にある店だ。JR宇都宮駅から「大通り」をまっすぐ行った町の中心部にある「二荒山(ふたあらやま)神社」を訪れる。歴史の古い神社で、蝦夷平定にこの地にはいった「豊城人彦命」を祭ったもので、今から1600年以上前に作られたようだ。その由来から武運の神として祭られ、源頼朝や徳川家康が武運長久のため祈願したといわれている。

このあと小児内分泌学会場にはいる。今回の会長である独協医大小児科教授の有坂治先生の開会の挨拶のあと、数々の口演発表がありどれも興味深いものであったがここでは省略する。

夕方イブニングセミナーがあったので参加する。「SGA性低身長―よりよい治療をめざしてー」というテーマで、成育医療センターの横谷進先生と英国のDr.Dungerがそれぞれの立場から講演をされる。SGAはsmall for gestational ageの略で出生体重、身長が在胎週数にくらべて少ないお子さん(低出生体重児)のことである。日本でもこういったお子さんに成長ホルモン治療ができるようになり、その効果と問題点について様々な点が話題となり興味深い内容であった。

学会初日の夜は名古屋から来た中堅―若手の先生と夕食。この町はジャズも盛んでいくつかのライブの店などがある。3人でその中の一つの店に入る(近代人とか いう店だった)。この日は演奏はなかったが、若き日の渡辺貞夫とこの店のマスターの少しくすんだ写真が印象的であった(渡辺貞夫はこの地の出身か)。


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写真1  宇都宮みんみん

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写真2  宇都宮餃子
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写真3  二荒山神社

投稿者: なごやかこどもクリニック