なごやかこどもクリニックの過去のブログ

2008.11.03更新

11月3日 いるか島めぐり

宿の朝食も魚など豊富でおいしかった。「たこ飯」もなかなかの味わいだ。そういえばここの地名は畔蛸(あだこ)というくらいだから、蛸には縁があるところなのだろう。この地名は北條時頼の詠にもでてくるようなので歴史的にも古いところのようだ。食後清算の際松村荘の女将と話したところ息子さんが名古屋に住んでいたり、姪御さんが名古屋の某大学病院で小児科の看護師として働いているとのことで話がはずんだ(この姪御さんと私は顔をあわせているかもしれない)。宿のマイクロバスで鳥羽まで送ってもらう。途中パールロードを経て展望台に寄ってもらう。あいにく天候はよくなかったが、海や島々が見渡せてなかなかの景色だ。ここに地元出身の歌手「鳥羽一郎」と「山川豊」の記念碑があった。「兄弟船」ではなくて「兄弟酒」の歌詞(船村徹)が巨大な石碑に刻まれている。この兄弟は鳥羽(石鏡)出身で有名人である。

鳥羽の佐田浜港より観光船で「いるか島」に向かう。この島は日向島というが、いるかに形が似ているのでこの名前がつけられたという(いるかが多いからというわけではないようだ)。「いるかショー」と「あしかショー」がこの島の2大イベントである。後者を見るためにリフトで上り下りするが、下りの景色がスリルもありなかなかだ。夏には海水浴場になっている海岸が美しい。ここではなぜか魚(鯖?)が飛び跳ねていて海面から突然姿を現し、子供達は大喜びだ。島の中にある「ヒルトン食堂」(この名前の由来は明らかでない)で昼食後、船で鳥羽に戻る。買い物(おみやげ)のあと近鉄で名古屋に戻る。クリニックとしては最初の一泊旅行であったが、天候もまあまあで海の幸も楽しめた。なによりも子供達が初めての体験などで、いろいろ楽しんでくれた(時には泣いたり)のがこの旅の大きな成果だったかもしれない。

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朝松村荘を発つ

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いるか島のリフトを下る

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いるかショー(イルカはどこにいるか?)

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遊覧船:佐田浜港

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近鉄で名古屋に帰る(ちびっこ4人組)

投稿者: なごやかこどもクリニック