
名古屋城 本丸御殿 「玄関・表書院」 公開(第一期公開)
平成30年 全体完成、公開予定

復元された障壁画
昭和20年5月の空襲の直前に、数多くの障壁画や天井画は名古屋城内の蔵(乃木倉庫など)に移され難を免れたようです。これらの貴重な絵画(重要文化財)もかなり傷んでいるため、平成4年より復元模写が行われ、今回その一部が公開されました。この狩野派による美しく力強い「虎の図」もその一つデス(フラッシュ禁止のため、薄暗くなっていますが)。そのほか「孔雀」や「狐」などの障壁画も公開されています。木曾から運ばれた檜で作られた建物の香りも心地よく、平成30年の復元工事の完成が待ち遠しいところです。

狩野派による(虎の図)の復元画