なごやかこどもクリニックの過去のブログ

2011.07.14更新

平成23年7月14日(木) 台湾旅行: 台北は日本(名古屋)ほど暑くなかった

例年のことだが7月14日から18日(休日含む)までクリニックの夏休みをいただいて、家内と台湾旅行に出かけた。これまでアジアは香港、シンガポール、タイなどを旅行してきたが台湾は一度行きたいと思っていたところだった。中部国際空港(セントレア)を午前中に離陸して約2時間半余りで台湾の桃園国際空港に着陸。「この時期の台湾は日本より暑いに違いない」と覚悟?してきたのだが、意外にも空港を出ると暑いことは暑いのだが(気温30度前後)湿気はそれほどでもない。空港から台北市内のホテルまでは旅行社の手配してくれた車で約40分くらいで到着。この車がトヨタのレクサスで非常に静かな走りで快適であった。台湾人の運転するレクサスにわれわれ日本人が乗るというのも不思議なシチュエーションである。

私たちの泊まったのは台北市内のほぼ中心部にある「台北晶華酒店:リージェントホテル」というなかなかのホテルであった。昼過ぎにチェックインしてから地下鉄で観光をする(地下鉄料金は非常に安い。かなり長い距離でも50元と150円弱)。ホテルに近い「中山:ちゅうざん」駅から北へ40分くらいで「淡水:だんすい」という駅に着く。ここは台北市内を流れる「淡水河」が海(東シナ海)に流れ込むところで、地元の人々の観光(デート)スポットになっているようだ。ここは歴史の古い街で既に1600年代にスペイン人が建物(要塞)を築き、その後オランダ、イギリスなどとの交易などで栄えた港とのことである。街中にヨーロッツパ風の教会が多くみられるのも、そういう歴史によるものだろう。

台北は人口262万人の台湾の首都(台湾の人口は2300万)で規模は名古屋とほぼ同じくらいか。市の中心部はビルが立ち並び、地下鉄もきれいでスムースに運行され日本の都市と変わらない。ただ路地を少し入ると日本の昭和30年代のような建物と光景がみられ、この時代を少年期に過ごした私としては懐かしく感じた。明日は台北の市内観光(ツアー)の予定である。
※注 台湾(中華民国)の憲法上の首都は「南京」となっている。


台北の地下鉄(MRT):1区間 20元(約60円弱)と安い


淡水」河口から対岸にそびえる「観音山」をみる(海抜612m)。
日本統治時代には「淡水富士」と呼ばれた。


「淡水」にあったおしゃれなカフェ


「淡水」にある歴史あるキリスト教会(カソリック)


宿泊した「台北晶華酒店:リージェントホテル」


ホテル近くにあった台湾出身の歌姫「テレサ・テン」の写真の前で

投稿者: なごやかこどもクリニック