院長ブログ

2022.07.25更新

 
 思春期の男女の顔面などに見られる「ニキビ」は正式には「尋常性ざ瘡」と言います。思春期には性ホルモンの分泌が増え、皮脂の量が増えます。この皮脂や角質などが毛穴に詰まると、ニキビ(白ニキビ、黒ニキビ)となります。ここにアクネ菌などが増殖すると、炎症のため赤ニキビとなります。ニキビの治療法として、これまでは朝晩の洗顔に、アクネ菌などを抑える抗生剤の軟膏、保湿剤などが主なものでした。

 最近新しいニキビ治療薬が登場しました。 ベピオゲル 2.5%(過酸化ベンゾイル)という塗り薬です。このゲルはピーリング作用により毛穴のつまりを改善し、ニキビの進行を抑えます。原則として、就寝前の洗顔のあと、顔面のニキビの部分にこのゲルを塗布します。顔面以外(胸や背中など)のニキビにも同様に塗布します。このゲルは最初皮膚への刺激がありますので、少量から初めて徐々に量を増やしていきます。赤ニキビの部分に塗布しますが、それよりも早い段階の白ニキビ、黒ニキビから始めればより効果的です。1か月ほどで効果が表れますが、3か月くらい継続することをおすすめします。

ニキビについての詳細はこちらでご覧いただけますdown arrow

https://www.maruho.co.jp/kanja/nikibi/step1.html

 

 

投稿者: なごやかこどもクリニック

2022.03.28更新

 

花粉症とコロナ(オミクロン株)感染症➁

花粉症にはマスクや家に帰ったら服などについた埃を落とすといった予防も重要ですが、近年は薬物治療も進歩してきました。抗ヒスタミン薬(ヒスタミン受容体拮抗薬)も種々開発されました。私どものクリニックではアレグラ(朝夕内服)、アレロック(朝夕内服),クラリチン(1日1回内服)などを処方しています。また点鼻薬(フルナーゼ点鼻液:1日2回)や点眼薬(アレジオンLX点眼薬:1日2回)なども効果的です。今年は「目の痒み」が強い患者さんが多いようです。また漢方薬や乳酸菌などで腸内環境を改善(免疫力を高める)することが効果的とも言われています(当クリニックでは行っていませんが)。花粉症は命にかかわるような病気ではありませんが、日常生活や学校活動の質を落としますので、できるだけその症状を軽くしたいものですね。

 

投稿者: なごやかこどもクリニック

2022.03.28更新

 

花粉症とコロナ(オミクロン株)感染症①

 このところ(今年2月から3月にかけて)お子さんでも花粉症の患者さんが増えています。花粉症は正式には「季節性アレルギー鼻炎」と言いますが、スギやヒノキの花粉などの刺激が原因で1)鼻水、鼻づまり、2)くしゃみ、3)目のかゆみ などが見られます。もう少し詳しくいうと花粉がアレルゲンとなってマスト細胞からヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が産生され、上記のように鼻粘膜や結膜刺激症状が現れます。 この東海地方では2月下旬からスギの、4月上旬からヒノキの花粉の飛散が増えると言われています。花粉症は春に多いのですが、秋にもブタクサやヨモギなどが原因で見られます。この花粉症の症状が朝(午前6-7時くらい)に現れることも多く、モーニングアタックなどと呼ばれています。朝目覚めて室内で活動を始めると、床や布団の上にあった花粉や埃などが舞うことが原因かと考えられています。この時期の花粉症(特にハンノキ)では、バラ科の果物(モモ、リンゴなど)にアレルギー反応を示すことがあります(花粉・食物アレルギー症候群)。また通年性の鼻炎ではダニアレルギーが原因のこともあるようです。
 コロナ(オミクロン株)感染と症状が似ている部分があるので注意が必要です。鼻水やくしゃみなどは両者に共通ですが、コロナ感染では発熱やのどの痛み(咽頭痛)が、花粉症では目のかゆみが特徴的です。このような臨床症状の他、花粉症は血液検査でより確実
に診断できます。血液中のスギやヒノキに対する特異的IgEを測定(RAST)することです。花粉症の方は喘息に関係する抗原(ハウスダスト、ダニなど)が陽性になることもしばしば見られます。これよりも詳しい検査もありますが、私どものような診療所では、
この臨床症状と特異的IgEでほぼ診断可能と考えています。花粉症を疑われるお子さんがありましたら、この春休みにでも受診していただければと思います。対象は原則として6歳以上のお子さんとしています。6歳未満のお子さんでは花粉症の頻度は少なく、あったとしても症状は軽いことが多いためです。またアレルゲンの検査のために採血が必要ですが、小さいお子さんの場合嫌がられることが多いようです。

 

投稿者: なごやかこどもクリニック

2021.08.30更新

 

―お子さんをコロナ感染から守るためにー

現在コロナ変異株が猛烈な勢いで増えています。8月26日現在コロナ新規感染者が愛知県で1日1500名を超えています。ある研究者によると、この数はこれからも増え9月上旬(9月11日ころ)には2000名(あるいはそれ以上)に達すると予測されています。愛知県はこれに対して現在の大規模接種(ファイザー)とは別に、アストラゼネカ(英国)製のワクチン接種を近く開始します。会場は県内2か所で、名古屋医療センター(旧国立名古屋病院)は9月3日から毎週金曜日午後、藤田医大岡崎医療センターは8月31日から毎週火曜日午後に接種が行われます。それぞれの会場で1日20人程度が接種を受けれる予定です。予約は052-954-7415(愛知県ワクチン接種体制整備室)で、今月20日より受付が始まっています。
 40歳以上の接種希望者(重症化リスクが懸念される)が対象となりますが、ファイザーやモデルナ製ワクチンにアレルギーがある人、あるいはアストラゼネカ製を1回接種している18歳以上の人も対象となります。
 アストラゼネカ製ワクチンはファイザー製などより有効率は少し下がりますが、問題はありません。また副反応として「血栓症」が報告されていますが、その頻度は10万人に一人以下です(英国での調査)のでほとんど無視できる程度です。万一この血栓症が発症した場合でも、対処法(治療)はあります。この副反応は若年層にやや多いので、接種対象は40歳以上とされています。いずれにしても、9月中旬迄に1回はこのワクチンを接しておくことをおすすめします。
 名古屋市では16歳以上の方のコロナワクチン接種が9月上旬から始まりますが、それ以下のお子さんのワクチンについては目途が立っていません。今後幼稚園や小学校などでの感染増加が危惧されています。子供たちをコロナ感染から守るため、周りの大人(両親や学校関係者など)がワクチン接種を積極的に受けることが重要と考えています。
 

 

投稿者: なごやかこどもクリニック

2021.07.12更新

 

 本年(令和3年)5月に私どもクリニックがこの「平安通」の地に開院して15年目となりました。これ以前に勤務した国立名古屋病院小児科(平成3-8年、:現名古屋医療センター)と総合上飯田第一病院小児科(平成8―18年)を合わせた15年間と並ぶ期間になりました。ここまでこれたのは、スタッフの皆さんの努力や患者さんの温かいお心のおかげと感謝しています。令和2年初旬から続くコロナ感染のパンデミックは皆様のご家庭にも、私どもクリニックにも大きな影響をもたらしました。一般診療では発熱外来(午前11-12時)を設け診療を続けています。今までのところ幸いにコロナ感染のお子さんはありません(今後インド変異株が広がった場合を懸念していますが)。私どもクリニックではコロナ感染症の患者さんに対応することはできませんが、地域(名古屋市北区)でのコロナワクチンの予防接種にはできる限り協力させていただいています。私とクリニックの看護師2名が日曜日午後に接種会場(飯田小学校、北区役所講堂など)に出向き、半日で約100名の方に接種しています。

 私どものクリニックでは「小児内分泌疾患」の診療を専門としています。お子さんの甲状腺疾患、糖尿病、尿崩症(夜尿症)などを扱いますが低身長(背が伸びない)の診療が中心となります。この分野の専門医は全国的にも少ないこともあり、東海3県からの患者さんを診させてもらっています。最近は低身長なのに思春期に達してしまう(低身長思春期発来)のお子さんの性ホルモンを抑える治療(性腺抑制療法)を試行錯誤しながら行っています。そのため、今回クリニック名を「なごやかこども成長クリニック」と改称いたしました。ただ一般小児科や予防接種なども、これまで同様に力を入れていきたいと思います。小児医療を取り巻く環境はますます厳しくなりつつありますが、お子さんの命や成長・発達を守る医療は貫きたいと、この機にスタッフともども決意いたしました。

 

集合写真

投稿者: なごやかこどもクリニック

2021.05.07更新

 

5.経過観察について
体質性低身長症は病気ではないので、これまでお話したように、食事(蛋白質)、睡眠、運動などに注意していただければ良いと思います。ただ定期的な受診を希望される方には年に1から2回程度診させていただきます。小学生までのお子さんは年1回くらい、小学生以上のお子さんは年に2回程度診させていただきます。その都度血液検査(ホルモンなど)とX線撮影で骨年齢の測定をして、正常な発育をしているかどうかを判定します。また本人に直接「背を伸ばす生活をしているかどうか」を確認します。ただ重要なのは、背を伸ばすために本人や家族が努力することです。内分泌(成長)外来に通うだけで背が伸びるわけではありません。この点を誤解されて「内分泌外来に通ったのに何もしてくれなかった」と私共のクリニックのホームページの「口コミ」に投稿されて方がありますが、残念なことでした。
定期的に通院されない方でも、9歳(女児)あるいは10歳(男児)になったら一度診せていただけるといいかと思います。低身長のお子さんは一般的に思春期の発来は遅れます。その中で低身長で思春期があまり遅れないお子さんがあります。その場合最終(成人)身長が低くなる可能性があります。そういうお子さんに対して女性ホルモンや男性ホルモンを低下させる治療があります。定期的に通院されていないお子さんで、生理(初潮)があったということで来院されることがあります。そのころには手根骨が10歳あるいは11歳以上になっていることが多く、性腺抑制療法の適応とならないことがあります。それより前の段階で診せていただく必要があるかと思います。

 定期的通院でもう一つ重要な点は、背を伸ばすホルモンである血中のIGF-1(ソマトメジン)を測定することです。このホルモンは年齢とともに増加しますが、これが増加しないあるいは低下する場合があります。そのような場合「成長ホルモン分泌不全」と診断されることがあり、成長ホルモン治療につながることがあります。体質性低身長のお子さんでは、IGF-1(ソマトメジン)の上昇や、思春期の発来を観察することが大切です。

投稿者: なごやかこどもクリニック

2021.04.21更新

 

4.適度な運動が成長・発達に必要
運動が成長モルモン(GH)の分泌を促進し、成長発達を促すことはよく知られています。運動や肉体労働が筋肉やその他の体組織を刺激し、ストレス反応としてコーチゾールや成長ホルモンの分泌が促進されます。運動にはジョギングなどの有酸素運動と、筋トレなどの無酸素運動があります。どちらもGHの分泌を増やしますが、無酸素運動のほうがより短時間に、多量にGHを増加させます。GH分泌負荷試験として運動負荷が以前はよく行われていました(私も名大病院在職中は低身長のお子さんにこの負荷検査を行っていました)。
 無酸素運動をすると、筋肉内に乳酸がたまります。この乳酸が増加したことで脳下垂体が刺激されてGHが分泌されます。人間の筋肉の多くは化下肢や腰部にあるので、大人ではスクワットなどが有効とされています。ただ小さなお子さんには負担が大きいので、軽い腕立て伏せくらいがいいかと思います。有酸素運動としては軽いジョッギングや散歩、あるいはラジオ体操などがお子さんには適当かと思います(縄跳びもいいのですが、無理をして足を痛めないように)。実際の運動としては、この無酸素運動と有酸素運動の組み合わせがいいと考えられます(例えば、腕立て伏せ20-30回のあと軽いランニングや早歩き30分程度)。
 小学生であればクラブ活動や地域のチーム(野球、サッカーなど)でこれができると思います。ただしこれらの運動もやりすぎは、成長には逆効果となることもあります。1日2~3時間程度の運動(クラブ活動)を週に2回くらいが適当かと思います。サッカーを3-4時間くらい、ほぼ毎日するというお子さんがありましたが、この年代では過度の運動と考えられます。こういうお子さんでは蛋白の必要量も増えますし、体のケガなどのリスクも増えます。学校への通学が30分くらいあるお子さんでは、土日などの休日に1時間程度家の近くなどの散歩をするといいでしょう。
「どんな運動が成長にいいですか」とよく聞かれますが、基本的にはどんな運動でも本人が好きで続けられるものならいいですよとお話しています。ただ筋肉を極端に増やす運動は、成長期のお子さんにはよくない場合がありますので、個々にお話しさせていただきたいと思います。よろしければ経過観察させていただけます

投稿者: なごやかこどもクリニック

2021.04.16更新

 

3.質の良い睡眠や生活習慣も重要です。
食事(蛋白質)の次に重要なのは睡眠です。成長ホルモンは日中も分泌されていますが、い「ノンレム睡眠」があり。一晩のうちこれが交互に繰り返されます。眠りにつくとまず「ノンレム睡眠」があらわれ約90分続きます。この眠りのより深い段階は「徐派睡眠」とも呼ばれ脳の機能はほとんど停止するのですが。このときに大量の成長ホルモンが脳下垂体から分泌されます。このあと浅い「レム睡眠」が現れ、この周期が朝まで繰り返されます。このような睡眠のメカニズムより、睡眠(入眠)から2-3時間が成長ホルモンの供給に重要と考えられています。この成長ホルモンはお子さんの背を伸ばすだけでなく、体(細胞)の修復などにも必要と考えられています。このことから、背を伸ばすために夜は10時まで(遅くとも11時まで)には眠りにつくようにお話をしています。低身長のお子さんの中には就寝時間が遅い方が、時々みられます。夜型社会となった現在の日本ではお子さんにもその影響が及んでいるように思われます。
  夕方の塾(習い事)などで帰宅が遅くなるとか、兄弟(特に兄姉)と一緒に寝るために就寝時間が遅くなるという声が聞こえます。こういうお子さんも、せめて週末(土日)くらいは早く寝るようにしたいですね。またそのような環境を整えることも必要かと思います。就寝1時間前にはスマホ(ゲーム)をやらないとか、照明を減らすとかですね。夜風呂に入る場合は出てから1時間くらいたって、体温が少し低下してから布団(ベッド)に入ると、よく眠れるようです。幼稚園児などで昼寝を長くとると、夜の就寝時間が遅くなることがあります。昼寝は夜の睡眠ほど深くはないので、成長ホルモンの分泌はあまり見られません。昼寝はとるとしても1時間くらいでいいかと思います。夜よく眠るために朝の行動も重要です。朝はきまった時間に起きて光を浴びると、脳内ホルモンで幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。このホルモンが十分あると夜の睡眠の質がよくなるといわれています。朝の運動(体を動かす)も必要ですが、お子さんでは徒歩での通園や通学でできますね。

投稿者: なごやかこどもクリニック

2021.04.09更新

 

体質性(特発性)低身長について

1.体質性低身長の原因は?
私のクリニックでは背の低い(低身長)多くのお子さんの診療をしています。ホルモン(成長ホルモンや甲状腺ホルモン)の異常や、染色体などの異常などが原因となることもありますが、多くはそのような異常はみられません。このようなお子さんは「体質性あるいは特発性低身長症」と呼ばれます。世間的にはあの子は「小柄」などと言われます。人間の身長を規定する因子(遺伝子)は両親から引き継がれますが、この力の弱い因子を引き継いだお子さんが低身長になると考えられています。体質性低身長の原因の約80%はこの因子によるものですが、後の20%は食事や睡眠といった環境因子によると考えられています。病気が原因である低身長には治療法がありますが、体質性低身長には薬物治療などの方法はありません。
 
2.身長を伸ばすには食事(蛋白質)が最も重要です。
成長を規定する遺伝子を改変することができれば、根本的治療となりますが、そのような方法は技術的にも倫理的にもありません。なので残りの20%の環境要因を改善することが、お子さんの身長を少しでも伸ばす手段と考えられます。最も大事なのは食事です。三大栄養素として糖質、脂質、蛋白質がありますが、このうち筋肉や骨など体の成分となるのは主に蛋白質です。背を伸ばすには十分な蛋白質をとることが必要です。蛋白質の1日の必要量はお子さんでは 体重Kg x1.5gとなります。そしてこの蛋白質は朝、昼、夕と分けて摂ることが必要です。背の低いお子さんは、食欲が少ない(食が細い)傾向があります。なので糖質や脂質は少なめでもいいので、タンパク質を充分とるようにお話しています。特に朝ごはんが少ない(あるいはとらない)お子さんが多いので。朝にはしっかり蛋白質をとるようにもお話しています。蛋白質が多いのは肉や、魚、豆類などです。アレルギーがなければ卵(1個で約6gの蛋白)がおすすめです。

投稿者: なごやかこどもクリニック

2021.03.10更新

 

 2月末より「目が痒い」などと訴える花粉症(アレルギー性鼻炎、結膜炎)の患者さんが増えてきました。今回の特徴は、4から5歳くらいの低年齢のお子さんで初めて花粉症の症状が出る(花粉デビュー?)ことが目立つということです(ここ数年そういった傾向がありますが)。私が小児科医となって診療を始めた30-35年前頃にも花粉症はありましたが、今ほど患者さんは多くなく、10歳くらい以上のお子さんが多かったように思います。4、5歳で花粉症を発症するお子さんはあまり見かけませんでした。近年スギやヒノキの花粉が増えるという自然環境の変化や、低年齢のお子さんが食物アレルギーなどを発症するなどアレルギー素因の増加などが原因として考えられます。

 スギ花粉は2月末から3月末まで飛散するようす。ヒノキはこれより1か月くらい遅れるようなので、4月下旬までは花粉症に注意が必要ですね。一説によると関ケ原や大垣あたりのスギ花粉が濃尾平野に飛んでくるようです。確かに愛知県ではスギ花粉症が多く、岐阜県はヒノキ花粉症が多いですね。これらの症状のあるお子さんで、血液検査でスギやヒノキの抗体が陽性であれば花粉症の診断は確定します。同時にダニやハウスダストなど喘息系の抗体陽性もばしば見られます。
私共のクリニックではこういったお子さんに、抗アレルギーの点眼薬(ザジテン、アレジオンなど)や点鼻薬(フルナーゼなど)を処方しています。また7歳以上で症状が強いお子さんには、これら以外に経口抗アレルギー薬(クラリチン、アレグラなど)もお出ししています。7歳以下でも症状が強い場合、アレルギー薬を処方することもありますので個々にご相談下さい。

花粉症では「目が痒い」「鼻水が出る」などの症状のため、眼科や耳鼻科を訪れる方も多いと思いますが、血液検査で抗体をチェックしたり、お子さんの全身状態を把握できる小児科への受診をおすすめします。今年のお子さんの花粉症は「目のかゆみ」が例年より強いようです。また花粉症の方には果物アレルギー(りんご、桃、メロンなど)もよくみられます。

 

投稿者: なごやかこどもクリニック

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