院長ブログ

2021.08.30更新

 

―お子さんをコロナ感染から守るためにー

現在コロナ変異株が猛烈な勢いで増えています。8月26日現在コロナ新規感染者が愛知県で1日1500名を超えています。ある研究者によると、この数はこれからも増え9月上旬(9月11日ころ)には2000名(あるいはそれ以上)に達すると予測されています。愛知県はこれに対して現在の大規模接種(ファイザー)とは別に、アストラゼネカ(英国)製のワクチン接種を近く開始します。会場は県内2か所で、名古屋医療センター(旧国立名古屋病院)は9月3日から毎週金曜日午後、藤田医大岡崎医療センターは8月31日から毎週火曜日午後に接種が行われます。それぞれの会場で1日20人程度が接種を受けれる予定です。予約は052-954-7415(愛知県ワクチン接種体制整備室)で、今月20日より受付が始まっています。
 40歳以上の接種希望者(重症化リスクが懸念される)が対象となりますが、ファイザーやモデルナ製ワクチンにアレルギーがある人、あるいはアストラゼネカ製を1回接種している18歳以上の人も対象となります。
 アストラゼネカ製ワクチンはファイザー製などより有効率は少し下がりますが、問題はありません。また副反応として「血栓症」が報告されていますが、その頻度は10万人に一人以下です(英国での調査)のでほとんど無視できる程度です。万一この血栓症が発症した場合でも、対処法(治療)はあります。この副反応は若年層にやや多いので、接種対象は40歳以上とされています。いずれにしても、9月中旬迄に1回はこのワクチンを接しておくことをおすすめします。
 名古屋市では16歳以上の方のコロナワクチン接種が9月上旬から始まりますが、それ以下のお子さんのワクチンについては目途が立っていません。今後幼稚園や小学校などでの感染増加が危惧されています。子供たちをコロナ感染から守るため、周りの大人(両親や学校関係者など)がワクチン接種を積極的に受けることが重要と考えています。
 

 

投稿者: なごやかこどもクリニック

2021.08.30更新

 

―お子さんをコロナ感染から守るためにー

現在コロナ変異株が猛烈な勢いで増えています。8月26日現在コロナ新規感染者が愛知県で1日1500名を超えています。ある研究者によると、この数はこれからも増え9月上旬(9月11日ころ)には2000名(あるいはそれ以上)に達すると予測されています。愛知県はこれに対して現在の大規模接種(ファイザー)とは別に、アストラゼネカ(英国)製のワクチン接種を近く開始します。会場は県内2か所で、名古屋医療センター(旧国立名古屋病院)は9月3日から毎週金曜日午後、藤田医大岡崎医療センターは8月31日から毎週火曜日午後に接種が行われます。それぞれの会場で1日20人程度が接種を受けれる予定です。予約は052-954-7415(愛知県ワクチン接種体制整備室)で、今月20日より受付が始まっています。
 40歳以上の接種希望者(重症化リスクが懸念される)が対象となりますが、ファイザーやモデルナ製ワクチンにアレルギーがある人、あるいはアストラゼネカ製を1回接種している18歳以上の人も対象となります。
 アストラゼネカ製ワクチンはファイザー製などより有効率は少し下がりますが、問題はありません。また副反応として「血栓症」が報告されていますが、その頻度は10万人に一人以下です(英国での調査)のでほとんど無視できる程度です。万一この血栓症が発症した場合でも、対処法(治療)はあります。この副反応は若年層にやや多いので、接種対象は40歳以上とされています。いずれにしても、9月中旬迄に1回はこのワクチンを接しておくことをおすすめします。
 名古屋市では16歳以上の方のコロナワクチン接種が9月上旬から始まりますが、それ以下のお子さんのワクチンについては目途が立っていません。今後幼稚園や小学校などでの感染増加が危惧されています。子供たちをコロナ感染から守るため、周りの大人(両親や学校関係者など)がワクチン接種を積極的に受けることが重要と考えています。
 

 

投稿者: なごやかこどもクリニック