院長ブログ

2024.02.06更新

 花粉症は毎年春くらいから始まりますが、今年は例年より早く1月ころより出始めています。今年は暖冬だったため、花粉が大量に産生され飛散したためと言われています。この対策として早めの診断、予防が重要と思われます。症状としてくしゃみや鼻水(アレルギー性鼻炎)、目の痒み(アレルギー性結膜炎)などがあります。
 診断としてはこれらの症状に加えて、血液検査で血清IgEの測定、アレルゲン(スギ、ヒノキなど)の特定を行います。花粉症と診断された場合、抗アレルギー薬の内服、点眼薬などを処方します。抗アレルギー薬は近年安全で効果的な内服薬(1日1回または2回)が登場しています。症状の出る前あるいは出はじめからの内服をおすすめします。
 当クリニッツクではアレルギーの専門外来は開いてないのですが、午後の専門外来(内分泌)や午前中の外来(午前10-11時)で診させていただきます。まずはクリニックまでお電話でご予約をいただければと思います。

 

投稿者: なごやかこどもクリニック