2025年4月より私と同様に内分泌代謝科(小児科)専門医の鬼形和道先生が、クリニックの診療に加わっていただくことになりました。島根大学医学部を3月末で定年退官され、4月より特任教授(副学長)として同大学小児科に勤務されます。月に1回(原則として第4土曜日)私共の内分泌外来を担当していただきます。鬼形先生は米国のシカゴ大学で世界的な権威の教授のもとで甲状腺ホルモンの研究をされ、日本の小児内分泌ではこの分野での第一人者です。松江から愛知県営(小牧)空港まで約1時間をかけて、名古屋まで来ていただきます。
鬼形先生とは国内外の学会などでお会いし、30年近い付き合いがあります。学会では研究面だけでなく、そのあとの食事やお酒などでも親しくさせてもらっています。医師として優秀なだけでなく、人間的にも暖かく親しみやすい先生です。これからの私どものクリニックのひとつの柱となっていただけることと期待しています。私もまだまだ頑張って診療を続けますが(少なくてもあと10年くらいは)。