院長ブログ

2018.01.17更新

 

新年おめでとうございます。皆様よいお正月を迎えられたことと存じます。私も正月2日に熱田神宮に初詣でに行ってきました。
熱田神宮と言えば伊勢神宮に次ぐ格式の高い神社で、皆様もよく行かれることかと思います。
私もたまに訪れるのですが、正月にお参りするのは何十年ぶりかになります。
この神社で祭られているのは、言うまでもなく「天照大神」ですね。この神様は日本の皇室の始祖ともされ、女神として知られています。
ところが、この神が「実は男神であった」という説が、最近の古文書などの研究で注目されているようです。
男神であれば妻もあるはずで、この女神が「瀬織津姫(せおりつひめ)」とされています。日本の各地でひそかに祭られているようです。
このひとつが、この熱田神宮の、一之御前(いちのみさき)神社に祭られていました。ここではこの神が「天照大神荒魂」となっていますが。
女性天皇であった持統天皇(645-703年 第41代天皇)の時代に政治的目的で「天照大神が女神にされた」という推測がなされています。しかし本当のところは歴史の謎になっています。
熱田神宮に行けば「天照天神」と「瀬織津姫」に参拝できることになります。

 

投稿者: なごやかこどもクリニック