なごやかこどもクリニックの過去のブログ

2009.07.16更新

7月16日(木) パリ祭 2009

  この日の夕方(PM6:00より)名古屋・栄の愛知県芸術劇場にて「パリ祭 2009」が開催された。この「パリ祭」は東京や名古屋でほぼ毎年開催されているのだが、今回は大物や今話題のゲストを迎え華やかに開幕せれた。このブログでもおなじみで私の友人でもある「かとうえいこ」さんも出演するため、私と家内そして榊原洋子ちゃんなど何人かの友人と出かけた。ほぼ満席の会場で山本リンダの「夢みるシャンソン人形」「パリのあやつり人形」で第1部がスタートした。山本リンダといえば昔懐かしい歌手であるが、最近はこの「パリ祭」によく出演している。しかも今回は司会者も兼ねている。彼女は私より年上だったと思うが、あの日本人離れしたプロポーションは(確かハーフだったか)昔と変わらない。1部の中ほどでかとうえいこさんが「神の思いのままに」を歌った。そして1部の最後(トリ)は最近有名なあの「クミコ」さんだ。「モン・デュー」と「届かなかったラブレター」を独特のハスキーボイスで歌い上げる(後者はシャンソンではないが)。さすがに全国的にファンの多い歌手だけあって魂を揺さぶるような聞き応えがある。

第2部はまた山本リンダの「巴里の屋根の下」ではじまる。ゲストの安奈淳(元宝塚)が「アコーディオン弾き」など、戸川昌子が面白おかしく「商売やめた」(この人はコメディアンだったか?)を歌う。そして今回のゲストのなかでも最大級の歌手は「雪村いづみ」である。この人は「美空ひばり」「江利ちえみ」などと当時三人娘として活躍した歌手で、今はかなりの年齢になるはずだ。「雪村いずみ」がまだ現役歌手として歌い続けていることをうかつにも知らなかった。さすがに見かけでは年齢を感じさせるが、歌声は昔のように若々しくはりのあるものだった。第2部の最後(オオトリ)はおなじみの菅原洋一で「バラ色の人生」を美しく歌い上げる。菅原洋一は「今日でお別れ」などで有名な人だが、最近はシャンソンをよく歌っている。

今年のパリ祭は一緒に参加した友人たちも楽しんでくれたようだ。かとうえいこさんの歌が1曲だけだったのがやや残念ではあったが、あれだけの大物歌手が揃えばしかたないことか。とっくに60歳を超えた菅原洋一や雪村いずみがほんとうにすばらしい仕事をしているところを目の前にして、私などまだまだ努力しないといけないと感じた一晩だった(仕事、音楽、家族、酒?)。このあと榊原洋子ちゃんたちと夕食を兼ねた呑み会となったことはいうまでもない。

投稿者: なごやかこどもクリニック